こんなニュースを見ました。

東京女子医大病院「薬過量投与で死亡」で賠償提訴

東京女子医科大学病院で、薬を投与された女性が、薬の副作用で亡くなったという事件で、遺族が同病院を提訴した、というもの。ここで目をひくのは、そこで使われていた薬です。ラモトリギン(ラミクタール)の過剰投与で亡くなったというのです。

ラミクタールと言えば、双極性障害の治療でもおなじみの薬です。私の妻も服用していますし、双極性障害における、「鬱状態予防」に使える数少ない薬ですから、これを処方されている患者さんも少なくないでしょう。

上記のリンク先によると、亡くなった患者は脳腫瘍の治療のためにラミクタールを処方され、連日投与されたそうなんですが、その量が200mgだったそうです。ラミクタールは、バルプロ酸ナトリウムとの併用かどうかでも、投与方法が違いますので、「添付文書で定められた量の16倍」という記述は、そのまま受け取れませんが(バルプロ酸との併用の場合、1日おきに25mgの投与から始めるとされており、この場合は確かに16倍の計算になります)、それにしてもラミクタールに皮膚の副作用が生じ得る事は、少し詳しい人なら誰でも知っているはずです。

私の妻も、ラミクタールを処方された最初の頃は、薬疹が出ましたから、一度量を減らし、かなり慎重に量を増やしました。ラミクタールをいきなり200mg連日投与して中毒性表皮壊死症って、これが本当だとしたら、ちょっと軽率に感じられますね。

記事中で、「薬剤師が医師に確認した」とありますが、これが本当に機能していたかどうかも気になるところです。実は私の弟が薬剤師なのですが、色々話をきくと、結構あれな医者が多いらしいのですね(汗)。「この処方はいかがなものか」という処方箋が、結構来るらしいのですよ。

患者からすると、医者は薬にも凄く詳しいと思われがちですが、全然そんな事はありません。もちろん、中には薬に詳しい医者もいますが、多くの医者は薬の事など全然詳しくないです。薬の事は何と言っても薬剤師が一番詳しいのです。

なので、薬剤師は処方を見て、「これはいかがなものか」と思ったら、医者に確認するのですが、そういうアレな処方を出す医者に限って、薬剤師が意見すると「薬剤師ごときが意見するとは何事だ!」と、逆ギレするという(汗)。いや、あんた薬知らないでしょ、って(笑)。そんな医者ばかりとは思いませんが、そんな医者に当たってしまったら、薬剤師もやっていられないでしょうし、何より患者が不幸ですよね。

皆さんに覚えておいていただきたいんですが、本当にいい医者は、ごくごく一部です(知識とか技術が優れた医者という意味ではないですよ)。私がよく人に言うんですが、「いい医者に出会う確率は、いい政治家に出会う確率と同じくらいのものです」。こういうと、皆さん納得していただけます(笑)。

日本の医者は、それでなくても気軽に危険な薬を出し過ぎる傾向にあるように思いますし、何と言っても日本人自体が、「風邪ひいたら風邪薬、せきが出たら咳止め、熱が出たら解熱剤」という有様で、「お医者さんが出したから飲んどこう」になっている場合も、多々あります。薬については、飲むからにはやはり最低限の知識は持っておきたいですし、薬について分からない事があったら、すぐ薬剤師に相談すべきです。

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